カーポートと建蔽率の関係は?緩和措置や必要な広さ、設置までの流れを紹介!

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これから新しい住宅を建てたいと考えている方のなかには、駐車スペースが欲しいと考えている方も多いでしょう。駐車スペースを考える際、カーポートの優先順位が高い方も多いはずです。

そこで本記事では、カーポートと建蔽率の関係と建蔽率の緩和措置、カーポートに必要な広さを紹介します。カーポート設置までの流れも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

カーポートの設置は建蔽率にどう影響する?

建蔽率とは、敷地面積に対して建築物の面積がどれくらいあるかを割合で示した数値です。水平投影面積が基準になるため、屋根があるカーポートも建蔽率に含まれます。

ただし、カーポートの設置に伴い発生する建蔽率には緩和措置があります。そのため、緩和措置が適用されれば、建蔽率に含まれることがありません。

カーポートの設置に適用される建蔽率の緩和措置とは?

建蔽率の緩和措置として、建築基準法では「国土交通大臣が高い開放性を有すると認めて指定する構造の建築物」と定められています。高い開放性とは、以下の条件をクリアした建築物のことを指します。

・外壁:外壁を有しない部分が連続して4m以上であること
・柱の間隔:間隔が2m以上であること
・天井の高さ:2.1m以上であること
・階数:地階を除く階数が一であること

これらの条件をクリアすることで、軒先端1mの緩和措置が適用されます。1m後退した内側の面積は建蔽率に含まれるため、注意しましょう。

カーポートに必要な広さ

カーポートに必要な広さを決める際、駐車スペースを理解しておく必要があります。一般的に必要な駐車スペースは、国土交通省の指針で「幅2.0m×長さ 3.6m」(軽自動車1台分)と示されています。

どのタイプの車を何台駐車したいかによって、必要な広さは異なります。また、建物の位置・大きさと敷地境界の位置によって異なるため、建築前におおよそのスペースを想定しておくことが大切です。

カーポート設置までの流れ

カーポートを設置する際、以下の流れで進みます。

1.設置する場所やスペースを決める
2.カーポートのデザインやサイズを検討する
3.必要な場合は建築確認申請を行う
4.許可後、着工する
5.完成

初めに、カーポートの設置場所やスペース、デザインなどを決めます。その後、建蔽率などを計算、建築確認申請が必要となる場合は申請手続きを実施します。新セ手続きは施工者に代行してもらうことがほとんどです。

申請が許可された後、カーポートの設置工事に着手します。設置するサイズや場所によって、工事期間は異なります。完成まで急いでいる場合は、業者に希望スケジュールを伝え、希望日時の完成に協力してもらいましょう。

サンショーグリーンテックでは、外構工事を行なっております。 実際に現地に伺い、建物や周辺環境に適した外構の提案を行います。カーポートの設置を考えている方は、弊社までご相談ください!

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